生命保険文化センターの調査によると、最も老後の準備をしている割合が多い女性の年代は50代となっています。この世代は、子供が独立し生活に余裕が出てくる年代でもありますが、定年を控え老後の生活設計を真剣に考えている世代だからと言えます。

 しかし、近年では、30代から老後の準備をはじめる女性が増えてきています。その中で人気を集めている手段が、「個人年金保険への加入」です。個人年金保険は「年金」と入っているため、50代や60代の人が加入する保険だと思う方が多いのですが、実際には30代や40代のうちに加入する人が現在は増えています。

 今回は、女性に人気の「個人年金保険」を選ぶ際のチェックポイントをどのような保険であるかを踏まえて解説していきます。

老後のそなえに人気のある個人年金保険とは

 個人年金保険は、生命保険会社が販売している私的年金で、公的年金と同じように、定年退職後や老後の生活の支えとして、毎年決まった年金額を数年に渡って受け取ることができる貯蓄専用の保険です。

 公的年金を受け取ることができない60歳から65歳までの間、公的年金を受給するまでのつなぎとして活用されたり、公的年金では足りない生活費を賄うために個人年金保険が利用されています。

個人年金保険を選ぶ際のチェックポイントと加入例

 個人年金保険は、さまざまな保険の中でも選び方が一番難しい保険と言われています。選ぶ際には、以下の項目をチェックしながらご自身にあった個人年金保険を選ぶことが必要になります。加入例も参考にして下さい。

個人年金保険を選ぶ際のチェックポイント
Noチェックポイント最も多い加入例
いつ加入するのか?40代、50代での加入が多い
最近では30代からの加入も増加
2受け取る年金額をいくらにするか?月額9万円
3年金受取開始をいつにするのか?60歳から
4年金受取期間を何年にするか?10年
5保険料は適切か?月額15,000円

生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」を基にINSNEXT編集部にて作成

女性が個人年金保険に加入する際の注意点

 個人年金保険は、加入を35歳でし、60歳から年金受取開始するといったように、長期間に渡る付き合いしなければならない保険です。そのため、女性の場合ですと、結婚や出産などで仕事を辞めるタイミングで個人年金保険を解約してしまう方もいます。

 しかし、これは一番注意して頂きたいことです。個人年金保険のような貯蓄性のある保険の場合、解約してもある程度戻ってくるお金があるのですが、本来60歳から受け取っていれば、支払った保険料よりも多い金額を受け取ることが出来ますが、中途解約の場合は、支払った保険料よりも受け取る金額が少ない元本割れという状況が起きる可能性があります。

 これを回避するためにも、女性が個人年金保険に加入する場合は、結婚・出産で仕事を辞める可能性があるということも考え、あらかじめ無理のない保険料を設定するようにして下さい。もしくは手元にまとまったお金が用意出来ている場合には、一時払いや全期前納といった支払方法を活用し、途中での解約がないようにしてください。

無理のない計画が何よりも大切

 老後に備えとして今女性に人気な個人年金保険について解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 重ね重ねになりますが、しっかりと保険料の支払いを完了し、決められた時期から受取開始をすれば、お得な保険ですが、途中解約をすると損をしてしまう可能性もありますので、無理のない計画を立てて活用をするようにしてください。

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