仮想通貨ネム(NEM)とは

ネム(NEM)は仮想通貨の時価総額7位を誇る通貨です。(10/25現在)
ネムの価格は半年で10倍以上に高騰し、一時30円台の高値をつけています。

ネムは単なる暗号通貨ではなく、ネムの完全なP2Pのプラットフォームによって、決済、チャット、アセットの作成、ネームスペースシステムなどのサービスも提供することができます。

ネムの基本情報
名称ネム(NEM)
単位XEM
公開2015年3月31日
アルゴリズム(PoI)Proof of Importance
コイン発行上限8,999,999,999XEM(全て発行済)
承認時間約1分
開発者Utopianfuture

Proof Of Importance(POI)

ビットコインのブロックチェーンは、Proof of Work(PoW)と呼ばれる承認方法を用いており、流動性が増すほど、電気量などのコストが増加してしまうという問題点があります。しかしネムはProof of Importance(PoI)と呼ばれる承認方法を採用しており、「ユーザーの重要度」によって報酬が分配される仕組みになっています。

 この重要度というのは簡単に言うと「NEMネットワークにどれだけ貢献したか」ということであり、具体的には「取引の頻度」や「保有数」などによって決定されます。

これによって取引の承認に要する時間やコストをビットコインに比べて大幅に削減しています。

マイニングではなくハーベスティング

ビットコインのマイニング(採掘)は、ネムではハーベスティング(収穫)と呼ばれています。

ハーベスティングというのは取引を承認することで手数料を受け取る作業のことであり、一分間に一回Inportanceを元にランダムに決まります。

・参加するには
 10000XEM以上所有する必要。(保有期間など制限あり)。発行上限が決められているためハーベスティングを行うことができる人数は計算上約90万人に抑えられます。
この所有者の中から1分に1回ランダムに選ばれた者が承認作業を行います。ここでもProof Of Importanceが用いられており各人の重要性によってより多くの取引手数料を収穫することが出来ます。

・ハーベスティングの種類
 ・ローカルハーベスティング…ボタンひとつですぐでき、手数料がかからない。
 ・デリゲート(委任)ハーベスティング…リモートNISでの利用可能。6時間程度の待機時間、手数料が必要。

ネムのこれまで


まず、なぜネムがこれだけの価値を持つことになったのでしょうか。
国内で広まった要因として、取引所のZaifで取引が始まったことが挙げられます。

Zaifを運営するテックビューロでは、mijinというプライベートブロックチェーンを開発しました。
mijinとは
簡単に言うと、ビットコインの技術をいいとこ取りしたものだというイメージですね。

以下の図で、今挙げた用語の整理をしておきます。


そもそもmijinがなぜネムを使ったブロックチェーン技術を使っているのかというと、
一番の大きな要因はテックビューロ代表の朝山氏がNEM.io財団の理事に就任したからだと考えられます。
テックビューロ代表の朝山貴生がNEM.io財団の理事に就任

カタパルト(Catapult)プロジェクトとは

カタパルトとは、ネムの機能を大きく改善させる大型アップデートのことです。

大きなポイントは「処理速度の向上」と「アグリゲートトランザクション」の2つです。
カタパルトを実装することによってネムの処理速度は3,000~4,000件/秒に向上します。この数値は、処理速度が優れているとされるリップルの2~3倍にあたります。
世界一の処理能力を持つといわれるVISAカードでさえ、「平均4000~6000件/秒」の処理能力ですので、ネムがこれからどのような進化をするのか非常に期待できます。

カタパルトのもう一つの特徴が「アグリゲートトランザクション」です。
COMSAのホワイトペーパーを要約すると、取引の際に第三者が仲介することによって持ち逃げなどのリスクがなくなります。例えばmijinのブロックチェーン上で、二人ががネムと円を交換する際に、こっちは送ったのに相手から送られてきていないといったことがなくなります。

この技術が発展すれば、商取引の安全性を保証する仲介サービス、いわゆる”エスクローサービス”をより低コストで実装することが可能になるのです。

ネムのカタパルトの実装はいつ?

COMSAのホワイトペーパーによると、カタパルトはまずmijinで実装し、その後ネム(NEM)に実装されるようです。

11月6日からmijinへのカタパルト実装は現在テスト段階に入っており、「βテストプログラム」の参加者を募集しています。
βテストを経て、2018年1月にmijin 2.0 Catapultのオープンソース公開を予定しています。また、それらプライベートチェーンでの一定の利用を経て、同コアエンジンはパブリックブロックチェーンであるNEMにも2018年以降に実装される予定です。

カタパルトでネムの価値は上がる?

みなさんが気になるのはやはり今後のネムの価格だと思いますが、カタパルトプロジェクトの進展は間違いなく好材料だと考えられます。

カタパルトだけでなく、COMSAなど他のプロジェクトもネムの価格に大きな影響を与えます。このような理由からネムは投資家達から非常に注目されているようです。

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