ビットコインを入手する方法として、取引所で購入する以外の方法として、マイニング(採掘)という方法があります。今回は、マイニングの方法や仕組みについて解説していきます。

マイニング(採掘)とは


マイニング(採掘)とは、金(ゴールド)採掘のデジタル版のような意味で「採掘」と呼んでいます。もちろん実際に掘り起こすのではなく、ビットコインの取引を承認するという作業を行い、その報酬としてビットコインが支払われます。

ビットコインの性質上、全ての取引のデータを記録していく必要があります。その際に、誤った取引データや嘘の取引データでないか確認し、承認、記録していきます。それがマイニング(採掘)です。最近では採掘の難易度が高いため、一般的に個人によるマイニング(採掘)でのビットコインを得る確率は非常に低くなっています。

マイニング(採掘)の仕組み


マイニングの仕組みについて理解するには、ブロックチェーンの仕組みも理解しなくてはなりません。簡単に説明すると、まだ承認されていないビットコインの取引を10分ごとに一つのブロックとしてまとめ、一括して承認されます。

承認されたブロックは、これまで承認されてきたブロックを一続きにした鎖(チェーン)の最後に追加されます。これがブロックチェーンです。新しいブロックを繋げるためには、その取引が正しいことを証明するキーが必要になります。それがハッシュ値と呼ばれるものです。

まず、最後に承認されたブロックのハッシュ値と新しく加える取引データ、そしてノンスと呼ばれる任意の値、これらをハッシュ関数という暗号を用いて256桁のハッシュ値を生成します。この時、ハッシュ値の先頭の16ないし17桁がゼロになるようなノンスを探し当てます。

ハッシュ値の先頭に16桁のゼロが並ぶのはかなり低い確率です。わずか10分の間に、何億回、何兆回という試行錯誤が手当たり次第にコンピューターによって行われ、マイニングが完了するのです。このとき消費されるエネルギーは非常に大きなものになります。

一つの取引が承認されると、また新しいブロックのマイニングが始まり、見事ハッシュ値を生成することができたマイナーには「12.5BTC」が報酬として与えられます。

マイニング(採掘)の方法


どのツールでマイニングするか


マイニングの道具には、CPU、GPU、FPGA(チップ)、ASIC(専用ハードウェア)などがあります。採掘速度は、CPU<GPU<FPGA<ASICとなりますが、その分価格も高価になります。

どのコインをマイニングするか


ビットコインやライトコインを始めとした、「SHA-256」,「 Scrypt」といった型の暗号通貨はFPGA,ASICといった専用のデバイスを用いなければほとんど採掘することができません。またASICなどを購入したとしても、電気代に見合う成果が得られないどの声が多く上がっています。マイニングを行う前に、採掘難易度などを確認しておくと良いでしょう。

マイニング(CPU)


CPUならどのPCにもあるので手軽にマイニングをすることができます。GitHubにあるソフトを使ってマイニングすることができます➡cpuminer
(誰でも簡単に出来るマイニングは後述。)

マイニング(GPU)


GPUにはいくつか種類があるので、さらにコインによっても様々なソフトがあるため、ここでは主要なものだけ紹介します。

こちらもGitHubです。
sgminer
ccminer

スマホでマイニング


スマートフォンでのマイニングも出来ないということはないです。(ただしほとんど儲からないと思ったほうがいい)

プログラミングなどがわからなくてもマイニングができるソフトがこちら⇨MINERGATE(マイナーゲート)
こちらのサイトはメールアドレスの登録だけですぐにマイニングを始めることができます。さらに、自動で最も効率のいいコインのマイニングをしてくれるので、面倒な設定が一切必要ありません。Google playからもダウンロード可能で、スマホでマイニングをすることができます。

マイニング(採掘)は個人で儲かるのか


昨今の仮想通貨の盛り上がりにより、マイナー達の競争も激化しています。現在、ビットコインのディフィカルティ(採掘難易度)が非常に高くなっており、個人でのマイニングは難しくなっています。

筆者も先程紹介したマイナーゲートを使ってマイニングをしました。そのとき最も効率のいいコインはモネロ(Monero)でしたが、MacBookを使ってマイニングした結果、一日で0.0002(XMR)掘ることができました。これは日本円に換算すると約2円です。やはり一般人には難しいのかもしれません。

個人でマイニング(採掘)できるオススメ仮想通貨


あなたがもしGPUなどを持て余しているのであれば、ぜひ一度マイニングをしてみることをおすすめします。おすすめの仮想通貨はモネロ、モナコイン、そして草コインです。

最初の2つは比較的個人でのマイニングがしやすい通貨と言われています。実際にやってみたというブログも多いので、参考にすることができます。草コインのマイニングは競争が少ないため、どんどん掘ることができます。ただしほとんど価値のないコインを掘ることになります。ですが今後そのコインが取引所に上場されれば一攫千金も夢ではありません。

GMOがマイニング事業に参入することを発表


GMOインターネット株式会社は9月7日付でビットコインマイニング事業への参入を発表しました。同社グループ社長の熊谷正寿氏はインタビューで、次世代マイニングセンターを電気代が安く、気温が低くてマシンの冷却効率が高まる北欧が「最適な場所」であると述べています。さらに国内半導体メーカーと共同でマイニング専用チップを開発し、中国のマイニングプールに挑む見通しです。

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