ライトコインとは~ビットコインの補完~

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ライトコインとはアルトコインの一種であり、ビットコイン2.0と呼ばれる通貨です。時価総額ランキングでは常にTop10にランクインしている、人気のある通貨です。
もともと開発者であるCharlie Lee氏がビットコインを改良して出来た通貨なので、ビットコインと似た特徴を兼ね備えています。Lee氏はライトコインについて「ビットコインと競合するものではなく、金と銀のように共存するものにしたい」と述べています。
彼のTwitterは注目されていて、時折有益な情報を流しているので興味のある方はフォローをしてみてください。
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ライトコイン | 特徴 |
---|---|
公開日 | 2011年10月 |
単位 | LTC |
システム | Proof of Work(PoW) |
アルゴリズム | Scrypt |
開発者 | チャーリー・リー |
コイン発行上限 | 84,000,000LTC |
ブロック時間 | 約2.5分 |
※先日チャーリー・リー氏が気になるコメントを発表しました
なんと彼は保有していたライトコインを全て売却しました。
理由として、相場操縦を疑われるのを防ぐためとコメントしています。
7500%上昇後にすべて売却-仮想通貨ライトコイン生みの親 https://t.co/OKzS9LBvGmpic.twitter.com/mWCQTLy1x8
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年12月21日
ライトコインとビットコインの3つの違い

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発行通貨枚数はビットコインの4倍
ビットコインの埋蔵量が2100万枚であるのに対し、ライトコインは8400万枚となっています。そのため、市場に出回る通貨の量も多いです。よってビットコインに比べると単位通貨あたりの価格は高くないですが、多くの需要に応えられるため、日常生活での決済や送金などには使いやすいと言われています。
ビットコインよりも簡単なマイニングシステム
ビットコインのマイニングは膨大な計算を莫大な速さで並列的に演算することが求められます。そのため、ビットコインではマイニングの難易度は高く、莫大な電力と演算能力が必要でした。それに対して、ライトコインはビットコインが採用する「SHA-256」というアルゴリズムではなく「scrypt」というアルゴリズムを採用し、「SHA-256」ではできなかった普通のPCでマイニングに参入することが可能になりました。そのためビットコインのように一部の有力なマイナーが大きな影響や決定権を持つということになりづらく、より非中央集権型の仕組みが整っている通貨だと言えます。
短いブロック生成時間
ビットコインは10分間で1つのブロックを生成するのに対して、ライトコインは2.5分に一回ブロックを生成します。そのため、ライトコインを送金する際や決済に使う際はビットコインよりも素早く処理されるため、通貨として利用する上で便利です。
ライトコインを購入できる国内の取引所は?

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日本でライトコインを取り扱っている取引所、販売所は全部で6つ
取引所名 | 取引手数料 | 通貨数 |
---|---|---|
BitTrade | 取引所 メイカー 0.2~0.3% テイカー 0.2~0.7% (通貨による) | 6 |
Coincheck | 取引所/販売所 無料 | 13 |
bitFlyer | 販売所 無料 取引所 0.01~0.15%(金額による) LightningFX 無料 | 6 |
bitbank | 取引所 無料 (1月9日10:00まで) | 6 |
GMOコイン | 販売所 無料 | 5 |
BTCBOX | 取引所 無料 | 4 |
ライトコインの将来性は?
ライトコインは12月に過去最高値を更新しました。
長期的に考えると、ライトコインの特徴である
・ビットコインよりも早い処理速度
・時価総額上位に位置する信用力
・早い段階でのSegwit実装などの改善力
などからライトコインは今後も信用を失うことは少ないと考えられます。むしろ今後、仮想通貨が「通貨」として決済や送金に用いられるようになると、ビットコインよりも優れた機能を持っているため、より需要が高まる通貨であると言えそうです。
次の半減期はいつ?
ライトコインはこれまでにも半減期を迎えています。
1回目は2015年の8月26日に起こりました。
そして2回目は、2019年8月10日に起こるとされています。
ライトコイン半減期参考サイトは こちら
