仮想通貨の格付けは何を基に決められている?

仮想通貨の格付けランキングを見る前に、仮想通貨の格付けは何を基にランキングがつけられているのかを見ていきましょう。Weiss Ratings社が発表したこの格付は、仮想通貨の技術と普及状況とリスク報酬比の2つの評価基準をもとに全体としての評価を決めているようです。

仮想通貨の格付け上位

(出典:bitcoinist)

時価総額50億ドル以上を有する仮想通貨の中でB-以上の評価を受けた仮想通貨はたったの7つしかありませんでした。ランキング順に見ていくと、ビットコイン(BTC)、カルダノ(ADA)、イオス(EOS)イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ステラ(XLM)、トロン(TRX)の7つです。

ビットコインの評価の内訳をみていくと、技術と普及状況の総合はBと良い水準にありましたが、リスク報酬比がD+とやや弱い水準にあるため、全体としてはB-という評価がつけられました。このようにしてみていくと、ビットコイン(Bitcoin)とリップル(Ripple)は同じ評価を受けているのに、2つをくらべてみると、リップルのほうが、技術と普及状況でも高い評価をうけていることがわかります。また,カルダノ(Cardano)とイオス(EOS)を比べると、イオスの方が、リスク報酬比において高い評価を得ています。

こうした状況でも同じ評価だったり、Bを超える評価を付けていないことについて米調査会社のWeissはbitcoinist上で次のように語っています。

The overall Weiss Rating is based on a complex algorithm — not simply an average of the two component grades. At this stage in the industry’s transition to newer technologies, it remains extremely difficult for anyone coin to achieve top scores across the board. Older generation coins with broader adoption typically lag in technology. Alternative coins with more advanced technology lag in adoption. And none currently have a risk-reward balance that’s comparable to many traditional investments.

引用: bitcoinist.com

Weiss Ratingは複雑なアルゴリズムを基に決められていて、単に、この2つの構成要素(技術と普及状況、リスク報酬比)で決められているわけではありません。産業の新しい技術へ移行している現段階では、いるれのコイン(仮想通貨)も世界全体で最高得点を達成することは非常に困難です。普及率の高い古い世代のコインは通常、技術に遅れをとっています。またそれに変わるより進んだ技術を持ったコイン(仮想通貨)は、普及率において遅れをとっています。そして現在多くの伝統的投資(FX、株式投資など)に匹敵する、リスク報酬比バランスをもつものはありません。(翻訳)

ワースト4位は??みなさんが投資している通貨は大丈夫?

ワースト4位にランクインしてしまった通貨を見ていきましょう、上からビットコインゴールド(BTG)、ビットコインプライベート(BTCP)、エレクトロニウム(ETN)、レッドコイン(RDD)の4つになります。

(出典:bitcoinist)

ワースト4に入った通貨は上のようになりましたが、現在投資している人や、これから投資する人はこれらを避けた方がいいのか?上位の7つの通貨にだけ投資したほうがいいのかというと結論から言えば、必ずしもそうであるとは限りません。上位7つにランクインしたビットコインは2018年の2月の格付けではC+であったり、イーサリアムは2018年3月にはC+でした。

このように、時間の経過による普及率の上昇や、新しい技術開発が進み格付けが変わって行き、さらに良くなっていくというのは十分に起こり得ることです。現状ワースト4だからといって、ランキングだけみて終わるのではなく、技術やリスク報酬比などを見ていき、今後の投資に活かすと良いでしょう。

まとめ

今回のWeiss Ratings社による格付けは、上位7つが、ビットコイン(Bitcoin)、カルダノ(Cardano)、イオス(EOS)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、トロン(TRX)、ワースト4がビットコインゴールド(BTCG)、ビットコインプライベート(BTCP)、エロクトロニウム(ETN)、レッドコイン(RDD)の4つになりました。

今回出てこなかったA評価の仮想通貨がでてくるのか?今回のランキングであまり結果がよくなかった仮想通貨が今後の格付けでランキングが上がっていくのか、ランキング上位が入れ替わっていくのかに注目して、今回の格付けにとらわれず、過去のデータとの比較、各通貨ごとの技術開発や普及率にも目を向けるようにしていく必要がありそうです。

MoneyToday編集部

MoneyToday編集部の公式アカウントです。

人気の記事

最近人気の記事ランキング

人気ランキング

おすすめの記事

MoneyToday 編集部おすすめの記事

殿堂入り記事

過去に人気を集めた記事をピックアップ

殿堂入り記事

新着記事

最新の記事一覧

新着記事

特集

MoneyTodayおすすめの特集

特集一覧

トピック一覧

トピックから記事をさがす

トピック一覧
TOP