ビットコインの取引手数料の変遷

ビットコインの仲介取引手数料はここ数ヶ月でとても低い水準まで下がってきていることがわかっています。2017年の12月は取引手数料は、30ドル(日本円で約3300円)以上かかっていたにもかかわらず、2018年の5月には取引あたり手数料が20セント以下にまで下がりました。

(引用:blokt)

このグラフでは、ビットコインの取引手数料が、5月27日0.113%まで落ち込んでいることを表しています。ビットコインの取引費用は、2018年の4月を通じて持続的に低い水準にありました。この流れは、2018年の5月の初めに一旦跳ね上がるまで続きましたが、これも月が進んでいくにつれてすぐに落ちてはじめていき、現在も低い水準にとどまる状態になっています。

どうして取引手数料が下がったのか?その理由を見てみましょう。

取引手数料の低い水準は仮想通貨市場の様々な要因によって引き起こされました。過去の記録と比較すると、2017年の12月に一日あたり40万回あった取引が2018年の5月にはおよそ半分である20万回にまで減ってしまったことも起因するように思われます。一方、ビットコインの規模を拡大することをサポートするために作られたSegregated Witness(Segwit)やバッチ処理といわれるプロセスの結果であると考えている人もいるようです。

*Segwit:ブロックチェーン上に記録される取引のサイズを圧縮することで、1ブロックあたりに記録できる取引の量を増やすことを指します。これにより、取引の滞りを抑制し、取引を速やかに処理することが期待できます。

*バッチ処理:一定量のデータを集め、一括処理するための処理方法。
具体例)月時の売上や販売データ、社員の給料計算など、一定期間ごとに大量のデータを集めて処理する場合があげられます。

SegWitは追加の余分スペースをブロックチェーンに与えることで、取引手数料を減らしています。したのチャートはSegWitを利用した取引の増加数の変化を表すチャートです。このチャートからはっきりわかるようにSegWitをつかった取引は増加の一途をたどっています。これは、海外の大手取引所CoinbaseやBitfinexなどがSegWitに対応したことなども大きな要因と言えます。

(引用:blokt)

SegWitは手数料の削減を支える1つの要因でありましたが、バッチ処理もまた取引手数料削減に貢献する要因であります。バッチ処理は、多くの取引が一つにまとめらているため、取引それ自体の回数はすくなくなります。したがって、取引回数の数がネットワーク人気の最も正確な尺度であるとは限らないということです。つまり、ビットコインの取引料が40万から20万に減ったことは、バッチ処理を行うようになったことにより取引回数がへったと考えることもできるという訳です。

ビットコイン手数料VSビットコインキャッシュ手数料

ビットコインキャッシュはビットコインの非常に高い手数料とスケーラビリティの不安のために2,017年にビットコインから派生されて創られました。したがって、ビットコインキャッシュはビットコインのように設計されていました。しかし、ビットコインキャッシュは、ビットコインより低い手数料と迅速な取引をおこなうデジタルメディアとして機能するであろうと思われていました。

しかし、ビットコインの取引手数料は、SegWitやバッチ処理、さらに他の様々な方法を使用したいくつかの例ではビットコインキャッシュよりも手数料が低くなってきています。厳密に検査をすると、ビットコインキャッシュは大半の場合において取引手数料を抑えることができます。ビットコインキャッシュは一般的に手数料が安く、取引時間も短いのですが、仮想通貨コミュニティの多くは内部チームとトークンの主な支持者の1人であるRoger Ver氏ビットコインキャッシュのサポートを拒否しています。ビットコインの神とよばれるRoger Ver氏は仮想通貨のコミュニティで混乱をまねいていると言われています。

ビットコインキャッシュの背後にある技術は素晴らしいですが、コインの人気を高めるためのVer氏の戦術はオンラインコミュニティを挫折させました。ビットコインから派生して以来、Verは意図的にビットコインキャッシュをビットコインと呼び、ビットコインをビットコインコアと読んで意図的にブランドの混乱を招いていると避難されています。

まとめ

ビットコインは2,017年の12月以降、取引手数料が大幅に下がってきており、それは上記で挙げたSegWitやバッチ処理やその他様々な、技術開発によって取引やシステムの効率化が起こっていたことが要因でした。去年に比べて取引手数料が低くなっていることから、取引しやすい状況になってきていると思います。

しかし、この上のチャートにもあるようにビットコインとビットコインキャッシュを比べると、ビットコインの手数料が安くなった状態でも、ビットコインキャッシュの手数料の安さと安定性は一目瞭然な状況です。ビットコインの手数料が安くなったからといって、まだビットコインキャッシュと競合するような状況ではなさそうです。

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