イーサ急騰の理由を読み解く!!

14日木曜日、イーサ(Ether)は長い価格下落から回復しました。この日アメリカの規制当局トップは、イーサ(Ether)を含む取引は連邦証券規則の対象にならないと発言し、これによってデジタル通貨として2番目に価値のある通貨の数ヶ月に及ぶ観測が終わりました。

(引用:Bloomberg)

「イーサ(Ether)の現在の状態やイーサリアム(Etherium)ネットワークととその分散構造に関する私の見解に基づいて、イーサ(Ether)を創り出す際の資金調達を加え、イーサ(Ether)の現在の提供と販売は証券取引ではない」とSECのコーポレート・ファイナンス部門を率いるWilliam Hinman氏がサンフランシスコで開催されたヤフー・ファイナンスの会議で述べました。

これにより、イーサ(Ether)価格はニューヨークの午後4時15分に10%上がり$518,94(日本円で57478円)になりました。一方、最も価値の高いデジタルトークンであるビットコインは、一ヶ月の最大のラリーである、5.9%増加し、$6,630.73(日本円で734,353円)になりました。

仮想通貨の愛好家達は、スイスの非営利団体であるイーサリアム財団によって2014年に最初に提供されたイーサ(Ether)がSECによって厳重に取り締まれることを長い間心配してきました。現在、イーサ(Ether)は世界中の新しい仮想通貨プロジェクトで広く利用されており、規制当局がイーサ(Ether)を既存の証券規制に従わせたら、それまでの努力が台無しになってしまうことを懸念している人もいるほどです。

SECはこれまで、ビットコインを証券とは考えていないことを伝えていましたが、他の仮想通貨では有価証券と認めれるかどうかが大きな問題となっていました。世界中に普及されたことや、イーサリアム財団が、当初金融業界の一部の人が証券取引に似ているといった方法でイーサ(Ether)を販売していたため、イーサ(Ether)社の周辺には特に懸念がありました。

Hinman氏のスピーチ内で、仮想通貨は証券とすることや、それから他の種類の資産への変換が可能であると述べられていました。また彼は「デジタル資産が投資されている企業がなくなったり、構築されたネットワークを通じてデジタル資産が商品やサービスを購入するためだけに売られている場合は有価証券になりうるのだろうか」「これらの場合では答えは明確に”はい”である」と述べました。

Cboe Global Markets IncのChris Concannon会長は、SECの決定は、規制当局がイーサ(Ether)の先物取引で署名する機会を増やす可能性があると述べました。CoboeとCMEGroup Inc.は昨年ビットコインの先物取引を提供し始めていました。

Concannonは声明のなかで、「現行のイーサ・トランザクションに関する透明性を提供するSECの決定に満足している」と述べました。また「この発表は、2017年12月にビットコインの先物を開始して以来検討してきたイーサ(Ether)先物の重大な障害を明らかにした。」とも述べています。

Hinman氏のコメントが、SECがXRPを証券規制対象と考えるかもしれないことを示唆するものであったにもかかわらずリップル社のXRPも木曜日に価格が上昇しました。リップル社は過去にXRPトークンは有価証券ではないと言いましたが、同社の集中化されている性質と通貨の管理が、XRPをSECの規制対象下に置く可能性があると考えている人もいます。この日XRPの価格はは7.4%上がって56セント(日本円で62円)になりました。

「デジタル資産の作成と販売を支援したか、または促進した人物や団体がありますか?その努力が資産の開発と維持及び潜在的価値の増加に重要な役割をはたしていますか」とHinman氏は問いました。Hinman氏によれば、彼はリップルやXRPを名指しで言及はしていないが、もしそうであるなら、XRPは有価証券となる可能性があるということを示唆しています。

リップル代表者のTom Channick氏は「私達はSECがイーサ(Ether)を有価証券とみなさないと発表したことを嬉しく思います。」とリップル代表者のTom Channick氏は電子メールによる声明で述べました。また、「XRPは同様に有価証券として分類されるべきではないと信じており、SECからの確認を楽しみにしている」と述べました。

Hinman氏は、SECがデジタルトークンの販売を通じて収益を上げる初期の通貨提供についての見方を変更していないことを明らかにしました。SEC関係者は、ICOは株式販売に非常に似ている有価証券の提供であり、規制されるべきであると一貫して主張しています。

「デジタル資産にユーティリティ・トークンをつけるだけではデジタル資産を有価証券でないものに変えることはできません」とHinman氏は言っています。

(翻訳:Bloomberg)

まとめ

SECにより、イーサが証券規制の対象外になりました。このことを好材料と捉え、多くの投資家が買いに転じたことによって、最近落ち込んでいたイーサの価格が一気に上がりました。それにつられて他の仮想通貨も価格が上がりました。これによって長い間下落トレンドになっていた、イーサや仮想通貨全体が上昇トレンドに転じるかどうかが今後の焦点になっていきそうです。

(引用:coingecko)

MoneyToday編集部

MoneyToday編集部の公式アカウントです。

人気の記事

最近人気の記事ランキング

人気ランキング

おすすめの記事

MoneyToday 編集部おすすめの記事

殿堂入り記事

過去に人気を集めた記事をピックアップ

殿堂入り記事

新着記事

最新の記事一覧

新着記事

特集

MoneyTodayおすすめの特集

特集一覧

トピック一覧

トピックから記事をさがす

トピック一覧
TOP