仮想通貨バブルは崩壊した?

2017年末から2018年初頭にかけて仮想通貨の価格は急上昇し、テレビでも報道されるなど大きな賑わいを見せました。それから半年ほどたった現在、仮想通貨の値段は大きく下落しています。仮想通貨バブルは本当に崩壊したのでしょうか。

2018年8月までのビットコインチャート

出典:https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin/

バブルの歴史

世界最初のバブルはオランダで発生しました。チューリップ・バブルと呼ばれるもので、17世紀初頭にオランダ国内でチューリップの球根の人気が高まり値段が高騰、その後大きく下落した事件です。

バブルは繰り返されるもので18世紀にはフランス、19世紀にはイギリス、20世紀には日本、21世紀にはアメリカ、のように様々な国でバブルが発生している歴史があります。

下の画像はチューリップ・バブルの高騰と暴落のチャートです。緩やかな上昇から、短期間に一気に上昇し暴落したことが伺えます。

出典:https://www.cnbc.com/2017/07/20/bitcoin-bubble-dwarfs-tulip-mania-from-400-years-ago-elliott-wave.html

バブルの共通点とは

歴史的に繰り返されるバブルですが、その共通点は一体何なのでしょうか。

1つ目は経済的に勢いのある国で発生しているという点です。世界で最初のバブルが起きたオランダも当時は世界の中心と呼べる国でした。

2つ目は人々が投機的に動くようになることです。バブルは投機的要素が強まることによって短期間で多くのお金が集まり、投機要素が弱まると急激に離れていきます。

3つ目はバブルは人々が実態よりも値段に価値を見出す特徴があります。チューリップの球根がどれだけの価値を持つかで考えるのではなく、いくらで取引されるのかということだけを考えるといった感じです。

仮想通貨はバブルだったのか

仮想通貨の現状とバブルの共通点を照らし合わせてみます。

1つ目の経済的に勢いのある国で発生するという点ですが、仮想通貨はインターネット上で世界の主要国間で取引されています。インターネットは世界の国を結び、今最も勢いのある技術であるということを考えると1つ目の共通点は満たすのではないでしょうか。

2つ目の人々が投機的に動くという点ですが、これはよく当てはまっています。仮想通貨の値動きの激しさが投機的要素を物語っています。現に2017年の年末から一気に値段が上がり2018年の初めには急落しました。

3つ目の実態よりも値段に価値を見出すという点も非常によく当てはまっています。仮想通貨の技術に関する議論よりも値段に関するニュースや儲かるといった話が多いのが仮想通貨の現状と言えるでしょう。

以上のことから仮想通貨はバブルであったと言えるかもしれません。

仮想通貨は今が買いどきか

仮想通貨は今が買いどきかという問題ですが、その判断をするには仮想通貨の技術をしっかりと理解する必要があるでしょう。

バブルが崩壊したら終わりという意味ではありません。
日本ではバブル後を「失われた20年」と呼び景気の低迷が続いていますが、アメリカではITバブル崩壊後、一時は景気が交代しましたが、同じIT技術で世界の覇権を握り2018年1月26日にダウ平均は史上最高値を更新しました。

仮想通貨の技術が真に価値のあるものであれば今は買いどきでしょうし、価値の無いものであれば買い時ではありません。今後は需給のバランスも考慮に入れながら、今が買いどきかどうかを判断する必要があります。これを機に仮想通貨についての理解を深め、投資判断を行っていきましょう。

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