年初から始まる下落相場

出典:ビットトレードスマホアプリ「BitTrader」

年初に中国による仮想通貨の取り締まり強化、韓国の仮想通貨全面禁止、さらにコインチェックの巨額のXEM流出問題が相まって、一時200万円台まで上り詰めたビットコインは一カ月たらずでその価値は半分にまで落ちてしまいました。

さらに、 ビットコイン相場では、3月7日から~17日にかけて200日移動平均を下回る価格を付けづづけています。4月中旬から5月の初めにかけて上昇するも200日移動平均線がしっかりとレジスタンスラインとして機能して、なかなか超えることができず、ここからさらに下落をつづけていきます。

直近2カ月のビットコイン相場

6月の中旬から7月にかけて、ビットコインは長い下落から抜け出したかのように上昇相場へと転じました。ダブルボトムをつけてから価格は上昇しました。この間、ビットコインを含む仮想通貨ETFへの期待がビットコインの価格を押し上げてきたと言えるでしょう。ブラックロックを含む大手資産運用会社なども仮想通貨を使ったETFに関心を持ち、仮想通貨業界に参入するとの噂が相次ぎ、投資家の期待を買ったことが原因とみられます。

しかし、SEC(アメリカ証券取引委員会)がビットコインETFを認めないと発表すると、また、価格は下落に転じました。ここでも200日移動平均線がレジスタンスラインとして働いているように見えます。当面の目標はこの200日移動平均線をこえるかどうかにかかっているのではにでしょうか。

上昇相場への新たなカギは安全性?

最近はETFの話題で持ち切りでしたが、ここにきて新たにノーザン・トラスト社が仮想通貨業界に参入する見通しがあることをbloombergが報じました。ノーザン・トラスト社は1889年に米国シカゴに設立され、約130年にわたり、資本市場の広範な分野にわたり、投資ソリューションを提供している会社です。資産管理、資産運用、ウェルスマネジメント(プライベートバンキング)の3つを中心にしたビジネス・モデルを持つ会社です。この会社の特徴は財務健全性が高いということです。

(参照:https://www.northerntrust.com/documents/reports/asset-management/overview-northern-trust-asset-management.pdf?bc=25554330)

ノーザン・トラストが行う業務とは?

bloombergによるとノーザン・トラストは仮想通貨業界に参入し、仮想通貨の預かり業務を行う予定であることがわかっています。投資管理、資産管理、資産運用サービスの提供を行っているノーザン・トラストは高い健全性を武器に、仮想通貨業界でも同様の業務を行う予定だそうです。同社は、既存の仮想通貨管理業者よりも手数料を安くしようとする一方で、より安全性を求めた開発を行っていると話しています。

ノーザン・トラストのCherewich氏は「既存の管理会社の手数料は高すぎて持続しないだろう。私たちはより効率的なサービスを既存のシステムの手数料より安く提供する予定である」と述べています。

まとめ

コインチェックのXEM流出問題以降、一層仮想通貨管理の安全性が投資家にとっての関心の一つになってきました。事実、1月の中国による仮想通貨の取り締まり強化、韓国の仮想通貨全面禁止の噂と相まって、仮想通貨市場は1カ月の間に約半分の価値になりました。

そもそも仮想通貨が韓国や中国、その他の国々で認められないのもこの安全性の面での不安というのも一因となっています。安全面での不安が払しょくされ、さまざまな規制が外されれば仮想通貨市場はさらに伸びていくことが予想されています。

話題のETFなどともに、新たな企業の参入による変化に目を向けるのも必要なことなのではないかとおもいます。

Photo credit: AlejandroAndres on Visual hunt / CC BY
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