リップル採用の金融機関を支援すると話題になっているIMF(*正式なソースがないため噂程度にお考えください)について、これまでの発言等、仮想通貨に対する意見をまとめています。

はじめに

リップル/XRP

リップル(XRP)はブリッジ通貨(各国通貨の橋渡しの役割を果たす)と送金時間の速さを特徴とする仮想通貨の1つで、XRPを管理するリップル社がxRapidやxCurrent、RippleNetなどのサービスを提供することで国際送金を安価に容易にできる可能性を秘めていると言われています。

これまでのリップルと国際送金

リップル社は大手の国際送金企業(ウエスタンユニオン、マネーグラム等)と提携を発表、サウジアラビア中央銀行を始めとする中央銀行との連携も発表されてきました。現在国際送金の中心的役割を果たしているSWIFTに代わり、国際送金の分野において利用されていくとの期待から価格をあげてきました。

Ripple社がサウジアラビア中央銀行と提携!?徹底リサーチ!

リップルが国際送金に使われるとどうなる?提携先企業は?

IMFの仮想通貨に対する発言

https://jp.reuters.com/article/interview-imf-idJPKBN1CK001

IMF(国際通貨基金)

IMF(国際通貨基金)はワシントンD.C.に本部を置く国際金融並びに為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関。各国の中央銀行の取りまとめ的役割を担うため、国際金融秩序の安定に大きく寄与している組織です。

世界金融安定報告書(GFSR:Global Financial Stability Report)

暗号資産(仮想通貨等)は市場の効率性を向上させる機能を持ちますが、レバレッジや適切な保護手段を講じなければリスクを負う可能性があります。 政策立案者や投資家は、金利の上昇や市場のボラティリティ上昇のリスクに注意を払い続ける必要があります。

引用: www.imf.org

暗号資産の背後にある技術は、金融市場インフラをより効率的にする可能性を秘めています。 しかし、暗号資産は詐欺、セキュリティ違反、運用上の障害を問題として抱えており、不正への利用も問題視されています。 現時点では、暗号資産は財務上の安定性のリスクを止められるようには見えません。しかし、適切な保護手段なしにその利用がより広範になると、リスクを抑えることができるようになるでしょう。

引用: www.imf.org

国際通貨基金専務理事・クリスティーヌ・ラガルド氏の発言

https://gqjapan.jp/tag/christine-lagarde

私の考えでは、フィンテック革命とともに、仲買業者や銀行業者といった信頼される仲介業者の必要性がなくなることはないでしょう。しかしその一方で、仮想資産が促進する分散型アプリケーションによって、金融の世界で多様化が進み、中央集中型サービス提供者と分散型サービス提供者とのバランスが改善され、そして、効率性がさらに高く、様々な脅威に対して堅固に耐えうる金融エコシステムが形成されることが期待されます。

引用: www.imf.org

金融の安定性に関しては、どのような影響がもたらされるでしょうか。私たちの予備的評価では、現時点では仮想通貨のウェイトがまだ小さいことと、金融システムの他分野とのつながりが 限られていることから、仮想資産によって喫緊の危険が生じることはないとみています。とはいえ、規制当局は警戒を怠ってはいけません。仮想資産の主流の金融商品への統合が進んだ場合、高レバレッジの取引のリスクが増幅され、経済ショックが伝達しやすくなる可能性があるからです。

引用: www.imf.org

さらに、政府発行通貨から仮想資産への大規模な移行が行われた場合、銀行などの金融機関は、自らのビジネスモデルに生じる課題に直面することになります。規制当局にとっては、より広域でより分散化された金融システムにおいて、その安定性の確保が困難になるかもしれません。中央銀行にとっては、危機の際に最後の貸し手としての役割を果たすことが難しくなる可能性もあります。

引用: www.imf.org

リスクはあるものの仮想通貨を含めた暗号資産に対して好意的に見ていることがわかります。

リップル共同設立者・クリスラーセンはIMFワーキンググループのマネージングディレクター!?

https://forbesjapan.com/articles/detail/15907

リップル社の共同創業者で現在は会長を務めるクリスラーセン氏は昨年2017年3月15日にIMFのHigh Level Advisory Group on FinTechのManaging Directorに選ばれています。

High Level Advisory Group on FinTechとは

当グループは、財務および技術分野の経験豊富で尊敬されたリーダーで構成され、業界のパイオニア、規制当局、弁護士、学者を含みます。

引用: www.imf.org

当グループは、財務および技術分野における開発の経済的および規制上の影響を研究するために、IMFの財務および技術に関する部門間ワーキンググループと緊密に協力します

引用: www.imf.org

まとめ

IMFはリップルをかなり好意的に見ており、リップルを活用する金融機関を支援するという一部記事による報道はあながちありえない話ではないのかもしれません。リップル社クリスラーセン氏もIMFに関わっていることから、リップルの全世界的活用も実現する日が近いのかもしれません…。今後の両者の動きに注目です!

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