Bitcoin Core 0.17.0アップデートが9月8日に実施?

2018年9月8日に実施されるといわれていたビットコインのアップデート。9月11日現在、アップデートが行われているのか不明ですが、主な内容をまとめました。

Photo credit: Torben Bjørn Hansen on VisualHunt.com / CC BY

1. 新言語の追加

「誰が」「なんの目的で」送金したかなどの情報を記載できる新言語を導入し、ウォレットの概念を換えることができます。

2. 互換性の強化

PSBT(Partially Signed Bitcoin Transactions)の採用:Ledger Nano Sなどのハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの互換性を強化することでセキュリティと利便性を同時に叶えられるようにする。

3. スケーラビリティ問題の改善

コインセレクションの実装。無駄な送金をなくし、ブロックサイズに格納する取引自体を減らす改善策です。

アップデートの変遷(2016-)

ビットコイン自体のアップデートは2~3ヶ月の頻度で行われてきており、これまで何度もアップデートがされてきました。今回は近年(2016-)のものを簡単にまとめました。

アップデート内容アップデート日
Bitcoin Core 0.12.0署名の検証スピード7倍/データ量制限機能/クラッシュ防止/手数料の変更機能追加/容量縮小/ブロック組み立て高速化16/2/23
Bitcoin Core 0.12.1Version Bits機能16/4/15
Bitcoin Core 0.13.0SegWit準備可能に/コンパクトブロックによる2重受取解消/低手数料でもマイニング可能に/ARMバイナリ提供/16/8/23
Bitcoin Core 0.13.1SegWit準備/古いOS対象外に16/10/27
Bitcoin Core 0.13.2-17/1/3
Bitcoin Core 0.14.0初期ブロックのダウンロード時間改善/Assumed valid block17/3/8
Bitcoin Core 0.14.1非SegWitマイニング選択可能に/UTXOメモリ17/4/22
Bitcoin Core 0.14.2miniupnp CVE/バグ修正17/6/17
Bitcoin Core 0.15.0手数料計算の改善/Fee bumping/マルチウォレット対応17/9/14
Bitcoin Core 0.15.0.1バグ修正17/10/2
Bitcoin Core 0.15.1ネットワークフォークの安全性強化/RPC変更/マイナーのブロックサイズ制限廃止/17/11/11
Bitcoin Core 0.16.0SegWit完全対応18/2/26
Bitcoin Core 0.16.1DoS攻撃ベクトル軽減/バグ修正18/6/15
Bitcoin Core 0.16.2RPC関連バグ修正18/6/29

https://bitcoin.org/en/bitcoin-core/

アップデートの目的は?

これまでのアップデートは、「如何に取引スピードを早くできるか」、「ブロックサイズの問題を解決するか」、「セキュリティ問題を解決するか」の3点を主に改善してきたものといえるでしょう。

特にSegWitに関しては、ビットコインキャッシュの誕生を招いた、コミュニティを2つに分断するようなアップデートであったことがいえます。

アップデートは誰が行うの?

アップデートは、コミュニティと呼ばれる開発者集団によって行われます。

開発者はビットコインをより良くしたいと開発を進めます。またビットコイン自体はブロックチェーンによって悪質な送金を行うことができませんので、51%攻撃が起きない限り安全により良いビットコインへとアップデートすることができるというわけです。

ビットコインキャッシュの誕生は対立するマイナーとの話し合いが失敗に終わったことが原因でした。

価格への影響は?

2016年には、アップデートへの期待から価格上昇を続け、アップデート後に価格下落、その後再度上昇を見せる形が多くなっていました。

しかし、2017年以降は、期待で価格が上昇するとは真逆で、アップデート前に下落トレンドになる傾向が強くなっているようです。

Bitcoin Core 0.12.0

上昇→下落→上昇

Bitcoin Core 0.13.0 Bitcoin Core 0.14.0

上昇→下落→上昇

上昇→下落→上昇

Bitcoin Core 0.14.2以降は下落→上昇→下落に

Bitcoin Core 0.15.0

下落→上昇→下落

Bitcoin Core 0.16.0

下落→上昇→下落

下落→上昇→下落

Bitcoin Core 0.17.0のリリース日といわれる9/8

下落→上昇→下落

まとめ

近年のアップデート時は下落から一時上昇、そして下落の流れが多くなっていることが見て取れます。

2016年頃のアップデートではSegWitに関するアップデートが続き、分裂問題など注目度も高かったことで期待要因となり価格上昇を見せたものと考えられます。

対して、近年のアップデートは注目度が低く、下落時にこのリリースがなされることによって上昇を見せる展開となっているとみられます。アップデートへの注目度によって上昇下落が変わってくるかもしれません。

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