「クジラ」ってなに?

クジラというのはずばり「機関投資家」のこと。

Photo credit: Christopher.Michel on Visualhunt / CC BY

巨額の資金を持ち、マーケットに多大な影響を与えることからクジラに例えられています。
元来、株式市場で生まれた経済スラングであり、年金積立金管理運用独立行政法人や共済、ゆうちょ銀行やかんぽ生命などの機関投資家がこのように呼称されていました。

仮想通貨、特にビットコインにおいては保有量が一部の人間に偏っていること、市場規模が未だ小さいことなどを理由として株式市場以上に比べて大量保有者の送金が影響を与えやすくなっています。そのため、クジラの出現率が高く、注目されている状況となっています。

大量に保有しているとなぜ影響力が大きいのか

そもそも株式や仮想通貨の価格は需要と供給のバランスによって決定されます。

オークションなどを想像してもらえれば分かりやすいのですが、商品1つに対して手に入れたい人が多くいればより高い価格で買う必要が出てくるため、商品の価格は上昇します。つまり、「買いたい」という需要が多ければ多いほど、価格が上昇するのです。対して供給が多い。つまり売りたい人が多い状況においては、買う人は安く買おうとしますから値段の引き下げ競争が起きることとなります。そうすれば商品の価格は下がっていくというわけです。

つまり、大量に保有している者がいる場合、一挙に売ることによって市場に売り圧力を掛けることが可能となるのです。もちろんさらに大量に保有したいと買い注文を入れる場合は価格を上昇させることができます。言ってしまえば大量に保有すればするほど価格を操作することができるというわけです。

追跡が行われている?

ビットコインに利用されているブロックチェーンは誰でも見ることが可能です。それはつまり、取引の記録を確認できるということです。クジラを追跡したい場合はクジラのアドレスを把握することで簡単に可能となります。追跡を行えば、送金記録がわかり、市場に影響を与えるタイミングを測ることができるようになります。

コインチェックからネムが流出した際もホワイトハッカーと呼ばれる追跡集団がネムを追跡していたように、クジラを追跡するBOTも利用がなされています。(※投資判断は自己の判断に基づいて行ってください。)



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