Ripple Netの運営を行うリップル社が開催する「送金の未来」についてのカンファレンス・SWELL。2018年は10月1日と2日のそれぞれ7時から(日本時間23時~)行われています。

1日目を終え、どういった発表がなされたのか?注目のポイントはどうなったのか?XRP価格に与える影響とは?これらについてまとめていきます。

https://swell.ripple.com/

注目ポイントとして挙げていたのは以下の通り

① ビル・クリントンによる基調演説
② 【未確定】 xRapid本格運用開始発表!?
③ 【未確定】CoinField ExchangeがXRPを基軸通貨に採用?
④ 他の登壇者にも注目!
ジーン・スパーリング
エド・メッツガー
MOHSEN ALZAHRANI
JUSTIN FERRABEE
MARCELO YARED
ダウマンタス・ドビリンスカス
KWON PARK

Ⅰ. ビル・クリントンの「仮想通貨は金の卵を生むガチョウ」発言

https://swell.ripple.com/

“In a modern world you need a way of determining that and hedging against it without killing the goose that laid the golden egg. That means you have to be clever about what regulatory or other structures that you set up.”

引用: techcrunch.com

ビル・クリントン氏はアメリカ合衆国元大統領で、任期は1993年から2001年。

ITバブルの黎明期から渦中までを国のトップとして見てきた彼は、「ブロックチェーンは所得や国境などの境界を越えて影響しうる。」と好意的な姿勢を示し、「仮想通貨は金の卵を生むガチョウ。規制で殺さないように気をつけるべきである。」との見解を示しました。

Ⅱ. xRapidの商用化公式発表

XRPを利用する送金システムxRapidの商用リリースが公式発表。まずはMercuryFX, Cuallix, Catalyst Corporate Federal Credit Unionの3社が利用を開始します。

Mercury FXはヨーロッパ・メキシコ間、Cualixはアメリカ・メキシコ間、Catalyst Corporate Federal Credit Unionはクロスボーダー決済の円滑化にxRapidを利用するとのことです。

国際送金企業との提携状況、現在の国際送金システムSWIFTとリップルの違いの記事の中で、Mercury FXについては取り上げていました。小口送金を主とする企業であり、提携企業の中にはより市場規模の大きい送金企業が少なくとも3社存在しています。

これら大手国際送金企業のxRapid採用がなされれば再度ニュースとなるでしょう。注目です。

Ⅲ. OnePay FXアプリについて

スペインに本拠地を置くサンタンデール銀行の技術革新責任者・エドメッツガー氏は「金融業界はオープンプラットフォームになっていく。」と述べた上で18年4月にリリースした国際送金アプリOnePay FXが業績向上に寄与しており、シンプルかつ簡単で使いやすい国際送金体験を実現させていることを強調しました。

OnePay FXはイギリス、スペイン、ブラジル、ポーランドの4カ国でリップルベースのサービス提供を行っており、国際送金へのリップル技術の活用の成功例となっています。

https://twitter.com/Ripple/status/1046883317646163968

Ⅳ. 金融機関幹部によるディスカッション

サウジアラビア通貨庁(SAMA)、カナダ決済協会、ブラジル中央銀行の幹部が出席し行ったディスカッション。こちらはスウェーデンを始めとした電子通貨発行やSWIFTとリップル社の関係、各機関が持っている疑念についてなどリップル及びXRPへの影響は少ないものでした。

Ⅴ. IMF(国際通貨基金)関係者の発言

HONORABLE SUNIL SABHARWAL氏による発言

クロスボーダー決済は150兆円規模であり送金は24億円を生み出します。より一層コストについて深掘りしていけばコンプライアンスや為替、バックオフィスや獲得資金にも対応することができるでしょう。

引用: twitter.com

https://twitter.com/Ripple/status/1046895841842094080

まとめ

<価格への影響>
下落
SWELL2018では10月1日にかけて期待からの買いが殺到。しかし大きな影響を与える発言が少なかったことなどから65円程度であったXRP価格は60円台まで下落を見せました。xRapidの商用化発表で63円近くまで持ち直すものの、2日目を終える頃には60円台を割る結果となりました。

以前から予想されていたとおり、xRapidの商用化の発表が一番のニュースだったように思います。ビル・クリントン氏の発言や各国金融機関幹部の発言については驚くべき発言などはなく、こうした結果が価格の下落という結果を招いたものと見られます。

しかし、一国の元大統領による講演や金融機関幹部のディスカッションなどを行うことができるというのは、リップル社の政治力を表しているといえるでしょう。国際送金と決済の未来についてリップル社の挑戦はまだ初期段階。今後も新たなサービス発表や提携情報に期待していきましょう。

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