SWIFT

SWIFTとは国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の略称で金融機関同士のあらゆる通信に対してクラウドサービスを提供する非上場の株式会社のことです。

国内の金融機関同士での送金の場合、中央銀行がその管理をし銀行間の送金を仲介します。
なぜなら国内の金融機関は中央銀行に口座を保有しているからです。

しかし、国際送金となるとこの中央銀行が存在しません。
そこで登場するのがSWIFTです。

SWIFTが中央銀行の代わりとなって送金支持を送ったりすることで取引を完了させます。

SWIFTの問題点

現行のSWIFTシステムには様々な問題点が指摘されています。
いくつかの問題点を紹介したいと思います。

1送金の不透明性
現行のSWIFTシステムでは送金状況がどの段階まで進んでいるのかわかりません。
さらにはいつ送金が完了するのか事前にわからないという不透明性もあります。

2送金までに1-3日かかる
送金指示をしても国際送金では複数の銀行を介して、送りたい口座に送金をするのが現行の国際送金システムですのである程度の時間を要してしまいます。

3多額の手数料
国際送金ではいくつかの銀行を介して行うのが普通なので、手数料がかさんでしまいます。またどこでいくらの手数料がかかったのかがわからないという不透明性も存在しています。

リップルが提供するソリューション

このような現行の送金システムに対してリップルはRipple Netというものを作り、その中でいくつかのソリューションを提案しています。

1つ目がxCurrentです。
このシステムは銀行間の取引を可視化するシステムのことです。SBIRippleAsiaよりリリースされたマネータップでも採用されたシステムです。このシステムを利用すれば銀行間でメッセージを送ったり、取引情をお互いに確認することができたりと、取引の透明化することができます。

2つ目がxRapidです。
このシステムではXRPをブリッジ通貨として使うことで、素早い送金の実行を可能にします。その結果XRPを使わない送金と比べ、約60%のコストカットをすることができます。

3つ目はxViaです。
xViaでは取引の透明性を確保しつつ、請求書など様々な送金に関わるデータをやり取りすることができる機能のことです。

これらのソリューションをリップルは国際送金システムに対して提案しています。

リップルは国際送金だけではない

リップルといえば国際送金と考えられることが多いのですが、リップルが目指すものは国際送金だけではありません。

リップルが掲げる目標はIoV(Internet of Value)すなわち価値のインターネットです。
価値のインターネットとは「限りなく無料に近いコストで資金移動をいつでもできるグローバルネットワーク」と考えられていて、すなわちそれはすべての決済を表すとも言えます。

リップルといえば国際送金に目が行きがちですが、リップル社自体はすべての決済をより便利につないでいくIoVの形成が最終目標なのです。

国際送金の未来

リップル社が考える国際送金の未来は2つあります。

1つ目はリップルとSWIFTが共存する未来です。
銀行間のやりとりや取引の可視化にはSWIFTが、実際のXRPをブリッジとした送金にはリップル社が携わるというものです。

2つ目はすべてをリップルが支配する未来です。
リップルの利便性が世の中を支配した結果、リップルが国際送金においてもすべてを担当するというビジョンです。

SWIFTも黙ってはいません。
SWIFT gpiというシステムをSWIFTは提供し始めました。
このシステムは従来のシステムの問題点を改善し、2020年末までにSWIFTのネットワーク上のすべての銀行に同日着金、送金追跡機能、手数料の透明化を提供することができるようになるというのです。

国際送金だけがリップルの目指すものではありませんが、リップルの技術で現状最も注目されているのが国際送金であるのは間違いないでしょう。
今後リップルとSWIFTがどのような形で国際送金にかかわっていくのか目が話せません。

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