個人年金保険は、国民年金や厚生年金などの「公的年金」とは別に、老後の生活費の補てんとして個人で契約する年金保険で、公的年金に不安を感じている方に今人気の生命保険です。

今回は、そんな人気な個人年金保険のメリットとデメリットを整理してみました。加入を検討中の方は、一度内容をご確認頂き、納得の個人年金保険選びをしてください。

個人年金保険のメリットは、「計画的な備え」と「税制面での優遇」

個人年金保険のメリットは、「計画的な備え」と「税制面での優遇」|「個人年金保険のメリットとデメリット」の1枚目の画像
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個人年金保険のメリットは、「老後に向けた備えを計画的に行うことができる」ということと「税制面での優遇を受けることができる」という2点です。それぞれについて解説していきます。

老後に向けた備えを計画的に行うことができる

将来に向けて「住宅購入費用」や「子供の教育費用」を貯金している方は多いかもしれませんが、比較的先の話のため「老後に向けた備え」というのが後回しになってしまう傾向にあるようです。

そんな時には、個人年金保険を活用し、月々決められた金額を貯金と同じようにしていくことが出来ます。また、個人年金保険は、銀行の普通預金金利「約0.02~0.03%」や定期預金金利(10年)「約0.1~0.2%」に比べて利率の高い商品であるため、長期視点な視点での資産形成には有効的な金融商品なのではないかと思います。

税制面での優遇を受けることができる

生命保険商品は税制面における優遇を受けることができます。個人年金保険においても同様に税制の優遇を受けることができ、所得税では「最大40,000円」、住民税では「最大28,000円」の控除を受けることができます。

個人年金保険のデメリットは、「長期積立」と「インフレリスク」

個人年金保険のデメリットは、「長期積立」と「インフレリスク」|「個人年金保険のメリットとデメリット」の1枚目の画像
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個人年金保険のデメリットは、「長期積立となるので、短期的な引き出しが行えない」ということと、「インフレリスクに対応できない商品がある」という2点が上げられます。

長期積立となるので、短期的な引き出しが行えない

個人年金保険も他の生命保険商品と同様に、短期的な解約の場合、解約返戻金はそれまでの支払保険料総額よりも「少なく」なる場合があります。

個人年金保険は、定期保険や終身保険のように「死亡保障が付帯しているわけではない」ので、解約返戻金は1年ほど経過すれば発生しますが、将来的な運用リスクを考慮するため支払った保険料よりも少なくなってしまう可能性があります。

個人年金保険はあくまで「長期的な積立」という視点を持ち、将来的に発生する出費が出ても影響を及ぼさない程度の加入をすることが重要です。

インフレリスクに対応できない商品がある

「インフレリスク」とは、物価価値の下落のことを指し、例えば今現在100円で買えるものが30年後には200円、300円出さなければ買えなくなった場合、30年後に100円が150円に増えるという資産形成では物価価値の変動に対応できないリスクがあることを言います。

総務省統計局の「消費者物価指数データ」によると、1980年代の物価指数と2010年代の物価指数では、「約1.3倍」の違いがあるという指標があります。これは、1980年代では100円で買えていた商品が、2010年代では130円出さなければ買えないというデータとなります。

一般的な個人年金保険の場合、契約の段階で年金の受取額が決まっているので、将来的に物価価値が今と変わっていなければ利率の良い商品となりますが、上記の様に物価価値が変動した場合、利率の悪い商品となってしまう可能性があります。個人年金保険に加入する際には、このインフレリスクも考慮してみてください。

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