損切りレートは、当初の水準からなるべく変えない

取引をして予測が当たり、利益が乗ってくれば利食いの戦略になりますが、たまたま運悪く利食い水準に達せず、損益分岐点(取引参入レート)を割ったとしても、損切りレートは、当初の水準からなるべく変えないことです。

ふたたび思惑どおりの展開になることを期待して、いまのポジションを決済せずに生かしておこうと損切りレートを変えてしまうと、徐々に損失が増えていき、そのうちどうすることもできなくなり、最後には強制決済となることもあり得ます。損失額は、最初に決めた最大損失額と同等であるように心がけることです。そうでなければ、リスク管理をしているとは言えないのです。

もし損切りとなった場合は、また気を取り直して、次の取引を考えましょう。

ポジション量を上乗せした場合は、再考

ただし、ポジション量を上乗せした場合は、上乗せしたレートをベースに全ポジションの損切りレートを考えてください。この場合は最終的に利食いになると思われますので、損失額とは関係ありません。

たとえば、以下図の場合、①では1ドル=100円をベースに損切りレートを考えますが、上乗せした②では1ドル=101円をベースに損切りレートを変更するということです。

ポジション量を上乗せした場合は、再考|「FXの行動原則4「損切りレートは変えない」」の2枚目の画像

つまり、①の取引は利食いとなります。これも、通常の損切り同様、機械的に実行するといいでしょう。利益が増えれば、口座資金も増加し、1回の取引金額・最大損失額もおのずと増えていくのです。

もし攻めていった結果、上乗せに失敗しても、平均コストまでにはポジションを決済する余裕はあるはずです。上記の取引の平均コストは

(100円×1万ドル)+(101円×1万ドル)÷2万ドル

で、1ドル=100.50円が目安となります。

その他の行動原則

その他のプロがポジション保有後に大切にしている行動原則は以下の記事でご紹介しています。

是非、合わせてご確認ください。

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鶴 泰治

株式会社FXトレード・フィナンシャル代表取締役社長

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