自信がなければ必ずしも相場には入らなくてもいい

ディーラー用語で「休むも相場」というものがあります。

為替相場はつねに変動し、上げ下げを繰り返しています。変動相場制が続く限り、収益機会のない相場は存在しません。その中で、銀行のディーリングルームにおける顧客と為替取引を行うカスタマーディーラー、その注文をつなぐインターバンクディーラーは、相場が開いている限り、休むことを許されません。年金資金などを運用しているファンドマネージャーも、ポートフォリオというポジションがある限り同様です。

一方、銀行のプロップディーラー*や個人投資家には、自信がなければ必ずしも相場に入
らなくていいという、最大のアドバンテージがあります。これを使わない手はありません。

*プロップディーラー・・・銀行から一定の為替取引のポジション枠を与えられ、ストップロス金額でリスク管理されながら、設定された収益目標を自己裁量ディーリングで達成させるディーラー

相場に乗り切れない時も、思い切って取引を休む

「予測が間違ったら損切りをする。損切りはFXで勝つための手数料」と分かっていても、負けが込み、連敗が続いてコストが積み重なってくると、どうしてもポジション量を増やし、一攫千金を狙って一発勝負をしたくなります。

これはもっともやってはいけないことであり、王道は逆です。相場で乗り切れていないときはいったん取引を休んで傍観者になるか、ポジション量を落とすか、取引回数を減らすことです。

あまり動かないと予想される相場や体調が優れないときなど、無理に取引する必要はありません。うまく相場に乗れないときはポジション量を減らしたり、リフレッシュの意味で相場から離れたりという判断も、FX取引には大切です。こういうときは、焦らず次に備えましょう。

ただし、傍観者になるということは、言い換えれば、せっかくの売買のチャートポイントを見送り、絶好の収益機会を逃すことにつながる可能性もあります。また、取引のカンもだんだん鈍ってきます。相場から完全に離れることを長期間続けることはお勧めしません。

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鶴 泰治

株式会社FXトレード・フィナンシャル代表取締役社長

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