ライトニング・ネットワークとは、ビットコインの処理できる取引数を増やし、手数料を下げることを可能とする技術で、スケーラビリティ問題の解決策としても注目されています。

 

ライトニング・ネットワークの仕組み


 
ライトニング・ネットワークを理解していただくために、まずマイクロペイメントチャンネルについて理解していただきます。
簡単に言うと、ある2人で取引を行う際に2者の同意のもと一定の期間のうちは取引をブロックチェーンに記載せずに行うという関係のことです。

 
例えば、AがBに対して1ヶ月で行う分の仕事の依頼をし、支払いをビットコインですることになったとします。(1つの仕事あたり0.1BTCがBの報酬とする)



①AとBでマルチシグアドレス(2者の署名がそろってはじめてお金を動かせる)を作り、Aはそこに入金を行う。
②AとBで、入金されたお金をAの元に戻すただしこれを有効化出来るのは1ヶ月後からという取引に署名を行いAはそれを実行せずに持っておく。
③Bが任された仕事を終えると、Bに0.1BTC支払うという取引に二人で署名しBに渡す。Bもこれを持っておき、仕事を終える度にこの金額を更新する。
④1ヶ月が経つ前に、Bが持っていた取引をブロックチェーンに組み込み支払いを確定させる。
⑤Aが持っていた取引をブロックチェーンに組み込み余った金を回収する。
と言った取引のことをマイクロペイメントと言います。

 
本来であれば、Bが終えた仕事の回数分の取引をブロックチェーンに書き込まないといけませんが今回は2回で済んでいます。
なのでメリットとしては
私達が払うべき手数料と取引承認の労力の削減の2つが挙げられます。

 
ではここから本題に戻り、ライトニング・ネットワークについて話していこうと思います。

 
とは言ってもマイクロペイメントについて理解されたのであれば、ライトニング・ネットワークを理解することは簡単です。なぜなら、ライトニング・ネットワークとは多者間でマイクロペイメントを行うことだからです。

具体的に説明すると、さっきの話でA,Bに加えCが登場します。このCはA,Bとマルチシグアドレスを持っています。しかし、AとBでは持っていません。

①AはCとのマルチシグアドレスに入金を行う。
②AとCで、入金されたお金をAの元に戻すただしこれを有効化出来るのは1ヶ月後からという取引に署名を行いAはそれを実行せずに持っておく。同じことをCとBでも結ぶ。
③Bが任された仕事を終えると、Bに0.1BTC支払うという取引にCが署名しBに渡す。Bもこれを持っておき、仕事を終える度にこの金額を更新する。同様にAとCでも行う。
といったように先程マイクロペイメントを行った際にしたことを、人を経由して行います。
このように、ライトニング・ネットワークとは経由を経ることで繋がれる人の集まりのことです。

 

メリットとデメリット


メリットとしては
マイクロペイメントと同じように私達が払うべき手数料取引承認の労力の削減の2つが挙げられます。

 
逆にデメリットとしては
手順を1つもまちがえてはいけないこと期限付き取引が機能しなくてはならず、今の技術のままでは難しいとされています。

また、ライトニングネットワークに批判的な人の意見として、この仕組みでは保有量が多い人に権力を持たせすぎてしまうおそれがあるというものがあります。なぜなら、取引で経由される度に自らの動かせる資産は減ってしまい、取引ができないという事態を避けるため、比較的資産に余裕のある人を経由することが多くなると考えられるからです。

 
今後の動向

裏を返せば技術的な面さえ追いついてしまえば実現は十分可能であるといえるので、いずれ必ず実現すると言えるでしょう。これの実現が先か、もしくは他の手段で問題が解決されるのか。まずはこれからの一週間に目を凝らしていきましょう!

 
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